2011 中堅職員研修会 


 ☆平成23年7月27日 鹿児島別院にて開催

  
  笠置信行 保育連盟理事長           開会式(72名参加)                            富永眞秀 鹿児島教区保育連盟会長
   佐々木哲生 先生 「浄土真宗の教え」 の講義                    
 貞松征夫 先生 「まことの保育」の講義 
 ☆ この研修を受けて、これからどのように幼児に接して行きたいと思いますか?

まず、自分自身の子ども達への接し方を見直していきたいと思います。つい、自分が忙しかったりすると、目を見ず話してしまったり、適当な答えをしてしまいがちです。それでは、子ども達も「それでいいんだ」と思ってしまうので、まず自分の心にゆとりを持って子ども達と接していきたいと思いました。周りの人の環境や対応で、子ども達は変わってしまうと改めて感じました。
☆ まず、今まで「まことの保育」を保育に実践していることが少なかったので、これからは子ども立場に立って保育(まことの保育)をしていきたいと思いました。
また“両眼人”についての話を聞いて、自分の行動を考え直さないといけないと思うことがたくさんありました。子どもに「ダメ」と言っていて、自分がしていることがあったので、子ども達は見ているんだということを頭に入れて、今後の保育をしていきたいと思います。
☆ 中堅の立場になり、日常の保育が当たり前となってきている部分があると反省しました。幼児の気持ちや思いを受け止めて、幼児が「失敗しても大丈夫」と、安心出来る存在になれるよう接していきたいと思います。
☆ 園で子ども同士のトラブルが起きた時、大人の価値観で話をしたり、聞いたりすることが多いですが、子ども達は善と善との争いで、自分は悪いと思っていないということを知り、、頭ごなしに叱ったりせず、子ども同士できちんと話し合って解決できるように援助することが大切だと感じました。
☆ 子ども一人一人の話をよく聞いて、共感できるようにしたいと思いました。うなずきながらよく聞いてあげることで、子どもも人の話が聞けるようになるいいなと思います。また、自分も楽しく保育することで、子ども達も意欲を持って過ごせるようにしていきたいです。

☆ この研修を通して、どのようなことを学ばれましたか。

☆ 
この研修で「生きる力」という言葉が頻繁に出てきました。今の時代を「生きる力」を育てるために、基本的生活習慣や我慢、コミニュケーションが大切だと学びました。
☆ 間違ったことは宝物。×は必ず+になる⇒とてもいい考えだと思いました。
子ども達の失敗、また自分が失敗した時も、間違ったことを次に生かせるようにする。子ども達には、このようにフォローしていきたい。
☆ 普段の自分自身の保育を振り返ることが出来て、努力していかなければならないことがたくさんあると感じました。
うなずく大切さでは、自分自身もうなずいてもらえると嬉しいですが、それを子どもにも当たり前のようにしていかなければならないと思いました。
まことの保育において、12の保育主題は、1カ月ごとではなく、1年を通して一つひとつの主題がつながり、それをもとに保育を計画していかなければならないと知りました。とても分かりやすい資料もいただいたので、これから生かして行きたいです。
☆ 今まで「まことの保育」や「宗教的情操教育」について、しっかりと理解できていないまま保育を行っていました。今日の研修を通して、宗教的情操教育とはすべての生き物がお互いに生き合いながら生きているという意識を定着させる営みだということを知り、今後の保育に生かしていけたらと思いました。
☆ 「しつけはツのつくうちに」というお話を聞いて、改めて今の次期の子ども達の教育の重要性を学びました。
「意欲」「心情」「態度」と5領域のつながりは難しいが、子どもの成長に深く関わることを学びました。少し工夫をすれば、いろんな領域や3つの大切なことへつながるんだと思いました。

☆ この研修会で気付かれたこと、今後の要望。その他、何でもどうぞ!

一番悩んでいることは、職場の人間関係であったり、私の位置であったりしたのですが、貞松先生がグループ討議の時に来られて「みんなで一緒に和する」「あいさつが大切」というお話をしてくださり、少し心が軽くなった気がします。
☆ 研修会は、自分を見つめ直す本当に大切な機会だなと思いました。貴重な研修、お話をありがとうございました。
☆ 改めて気付かされたり、反省する点が見つかったりして、たくさんのことを学ばせて頂きました。資料も頂き、園に戻って読み返し、今後の保育に生かしていきたいです。ありがとうございました。  
☆ 今回の研修会で、「はっ」と気付かされることが多くありました。とても勉強になりました。
毎回、このような研修会に出会させていただけることに深く感謝したいと思います。有り難うございました。
☆ 改めて「まことの保育」について話が聞けて勉強になりました。今後の保育に少しでも活かせればと思います。素晴らしく分かりやすい講義を有り難うございました。

  
☆ 6つのグループに分かれて、講義の内容を深めたり、日頃抱えている保育上の諸問題について語り合いました。